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あんしん… ぼくにはぼくのお医者さん

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脱毛

左写真の脱毛は、自分でなめたりかんだりして起きています。 このような脱毛が下半身の背中側にある場合、原因として多いのはノミです。 ノミが確認できない場合はブラッシングなどをして、下に黒い粒が落ちていないかみてください。 黒い粒とはノミの糞です。糞かどうかは、水に濡らしたティッシュで粒を数回包んで押してください。 ノミの糞ならティッシュが赤く染まります。
その他の原因としては、いらいらなどで舐めて脱毛する場合(猫に多い)や、刺激物の付着や硬いもので擦れる場合などが考えられます。


フィラリア症

フィラリアは蚊によって伝播される寄生虫です。左図のように犬から犬へ、蚊を介して伝播します。 体内にはいってから1年くらいで心臓内に到達し、4-10センチほどの大きさに成長します。 したがって病状は心不全となります。
診断は血液検査で行います。 症状がでるほど寄生すると、治療が難しくなってしまいます。
稀に、人や猫にも寄生する場合があります。


膵炎

膵炎の症状は嘔吐と下痢および腹痛です。急性の場合では激しい嘔吐や下痢のために脱水し、生命にかかわってきます。また、他の病気との合併症として発症することもあります。
診断は、血液検査での白血球数やリパーゼ値の上昇と膵炎の特異的検査(写真:膵炎陽性の検査結果)の陽性反応、超音波検査で行います。
症状が軽い場合は食事管理と投薬で改善しますが、 急性で症状が重度の場合では入院治療(輸液等集中治療)が必要になり、治療が長期にわたる可能性もあります。
胃腸炎や異物の誤嚥、中毒等との鑑別が必要です。


犬毛包虫症(ニキビダニ、アカラス)

犬の皮膚に寄生しているダニです。ほとんどの犬はもっているといわれています。子犬の時と老齢になってからの発症が主です。 発症は免疫が弱くなったときにおこります。昔は子犬の発症が主でしたが最近では年齢がいってからの発症をよくみるようになりました。 皮膚病がなおりにくい場合は注意が必要です。
治療は最近よい薬がでてきており効果も良好ですが、元になる病気がある場合はそちらの治療が重要になります。


犬鞭虫症

犬の盲腸に寄生する消化管の寄生虫です。写真は卵です。形に特徴がありますので存在すればすぐに診断できます。 寄生されると腹痛がでるようで元気食欲が落ちてきます。また、長く放置しておくと血便になってきます。 土の庭で飼われている場合は、土中で長期に生存するため定期的に駆虫薬を投与しなければなりません。 駆虫をやめてしまうと再感染してしまいます。
室内で飼う犬が多いため最近ではほとんどみられませんが、下痢が長く続く場合は、念のため下痢の便を持参して糞便検査を受けましょう。


アジソン病

クッシング症候群とは真逆になる病気です。 クッシング症候群は副腎という臓器からホルモンが出すぎてしまう病気ですが、アジソン病はホルモンが出なくなる病気です。
アジソン病では、副腎で作られる2種類のホルモンが出なくなる場合と1種類だけ出なくなる場合があります。 通常は2種類とも出なくなる場合が多く認められています。
診断はホルモン測定やその他の血液検査等で判定しますが、この病気での特定の症状がないので、すぐには診断に至りません。 血液検査でも正常値の時もあり、経過をみていくことも重要です。


FLUTD:猫下部尿路疾患

雄猫に昔からよくみられる病気です。写真のような砂状結晶が生成されて膀胱内に溜まります。 その結晶の刺激で頻尿や血尿が引き起こされます。さらに尿道にも結晶が波及すると尿道が閉塞してしまいます。 尿道が閉塞すると2日ほどで危険な状態に陥ってしまいます。
あまり動かない、太っている、飲水が少ない、食事の品質、体質等の影響が誘引と考えられます。 トイレの時間が長い、またはトイレが近いと思われる場合は早めに受診することをお勧めいたします。
早期に治療、管理を行うことで外科的処置等の治療を回避しましょう。


門脈シャント

腸からの栄養等をのせて肝臓に送る血管が門脈血管です。この門脈血液中には体に悪い毒素も含まれておりますが、これらを肝臓が無毒化するため体に害はありません。 門脈シャントはこの門脈血管から肝臓を通らずに全身の血管へまわるバイパスがあるため、肝臓で無毒化されるはずの物質が無毒化されずに体にいきわたってしまう病気です。
主な症状は、食後に元気がなくなる、嘔吐が多い、下痢、痙攣が起きる等です。
通常、診断は血液中のアンモニア値の上昇です。軽度なものであれば服薬等で維持できることもありますが、完治させる場合は手術が必要です。 シーズーやヨークシャでの症例が多いようですが、発症しやすい年齢は特にありません。


シラミ

みることは少ない寄生虫です。
ハジラミとシラミがあり、ハジラミはフケを食べシラミは吸血します。
犬や猫につくシラミは人には寄生しません。肉眼でみつけることができます。 寄生すると痒みを引き起こし、フケが多くなります。
治療はダニ駆虫薬で駆除できます。


耳ダニ

耳に寄生して痒みを引き起こします。黒い耳垢が発生します。 耳垢をよくみると白いダニが動くのが肉眼でもわかる場合もあります。
猫でよく認められます。耳ダニに感染している野良猫からうつる場合がほとんどですが、まれに子犬や子猫にもみられます。 いっしょに暮している犬猫にもうつりますので、新しい子を迎えるときはチェックしましょう。
治療は皮膚に滴下する薬で簡単に駆除できます。


ARIGA animal hospital有賀動物病院

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